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少しの工夫で長持ちする?ドローンのバッテリーの正しい管理方法を紹介

公開日:2021/06/15  

空撮や災害時の状況確認などさまざまな用途があるドローンですが、バッテリーが劣化しているとバッテリーの仕様通りの飛行時間を飛ぶことができず、バッテリー切れにより墜落してしまうケースが多くあります。そこで今回は、ドローンのバッテリーを長持ちさせるための、注意すべき保管環境や正しい管理方法をご紹介します。

ドローンに使われるバッテリーの種類

ドローンには、通称「リポバッテリー」と呼ばれているリチウムポリマーバッテリーが多く搭載されています。リポバッテリーとは、リチウムポリマー電池を直列、または並列に接続しパッケージしたものになります。

リチウムポリマー電池はリチウムイオン電池の一種で、違いとしてはリチウムイオン電池の電解質は液状なのに対して、リチウムポリマー電池の電解質はゲル状となっています。リチウムイオン電池の電解質は、揮発性が高く発火する可能性があり、モバイルバッテリーなどが爆発するといった事例が報告されていますが、リチウムポリマー電池はゲル状なため、液漏れしにくくなっておりリチウムイオン電池よりも安全性が高い電池とされています。

とはいえ、リポバッテリーの電解質も揮発性が高く、空気や水分に触れることで発火する可能性があるため取り扱いには充分注意しなければなりません。他にリポバッテリーの特徴として、エネルギー密度が高く、大容量で高出力、軽量であるといったメリットがある一方、過度な充放電によるバッテリーの劣化や外部からの衝撃に弱い、高価であるといったデメリットもあります。

ドローンのバッテリーを長持ちさせるために注意するべき保管環境

ドローンのバッテリーを長持ちさせるには、保管環境に注意しなければなりません。ドローンのバッテリーを保管する環境は、直射日光を避け風通しのよい環境で、「温度が22~28℃」が適切だとされています。バッテリーは使用していなくても自然放電をしますが、温度が低いとその自然放電のペースが通常より早まり、性能が低下する可能性があります。そして、バッテリーの残量が空になったまま放置しておくと、そのバッテリーは使用不可能になってしまうことがあります。

逆に高い温度で保管していると、バッテリーが膨らんで使用できなくなることが多くあります。たとえば、炎天下の車内にバッテリーを数本放置していたらすべてのバッテリーが膨らんで全滅したという事例があります。また、50℃を超える環境下でバッテリーを使用すると発火や爆発の危険性があるので注意しなければなりません。また、万が一バッテリーが発火することに備えて、「防炎ケース」に保管しておくとよいでしょう。防炎ケースに保管しておくことで、室内でバッテリーが発火した際に室内が火事になることを防ぐことができます。

ドローンのバッテリーの正しい管理方法

ドローンのバッテリーは、正しい管理をしないと寿命が短くなります。リポバッテリーは高価なので、できれば何度も買い替えるのは避けたいものです。ここでは、リポバッテリーの寿命を長くする正しい管理方法をご紹介します。

バッテリーの保管容量は60%

保管温度は22~28℃が適切だとわかっていても、1年中その温度を保つのは決して容易なことではありません。そのため、室温が多少適温外だとしても、バッテリーの充電残量60%を目安にして保管することで、バッテリーの劣化やトラブルを回避できます。

満充電の状態で保管して、保管場所の室温が上がると、バッテリーの電圧も上がるため過充電状態となり、逆に室温が下がるとバッテリーの電圧も下がるため過放電状態となります。しかし、バッテリー残量を60%にして保管することで、室温が上がって電圧も上がることによる、バッテリー容量の100%を超える過充電の可能性は低くなりますし、残量が60%あると室温が下がって電圧も下がることによって起こるバッテリーの過放電でも残量が0%になることを防ぐことができます。

また、DJI製のインテリジェントバッテリーは、10日以上しない場合はバッテリーが過充電などにより膨張することを防ぐために、65%まで自動放電する機能があります。

バッテリーは使い切らないことが大切

少しでも飛行時間を長く楽しむために、バッテリーを使い切ろうとするとリポバッテリーの特徴でもある、容量ギリギリまで使うと電圧が急低下して過放電状態になるという現象が起きます。そのためバッテリーが劣化し、バッテリーの寿命が短くなるといったことが多くあります。そうならないためには、毎回バッテリー残量は20%程残すことで電圧の急低下を防ぐことができるのでバッテリーの寿命が伸びることになります。

バッテリーの充電温度と寿命の関係

ドローンを飛行させた後、使用したバッテリーを放置しておくと過放電となりバッテリーが劣化することがあるため、毎回充電をしなければなりません。しかし、ドローンの飛行後すぐに充電しようとしてもバッテリーは高温になっている場合が多いです。ドローンのバッテリーを充電する際のバッテリーの温度は、一般的に0℃以上45℃以下とされていて、45℃以上で使用した場合は多くのメーカーで保証外とされています。通常は充電サイクルが150回を超えたらバッテリー交換の目安ですが、高温状態で充電するとバッテリーの寿命が短くなり、50回程しか使用できなかったということもあるようです。

 

ドローンのバッテリーはリポバッテリーが使われ、電解質がゲル状で液漏れしにくいため安全性が高められています。しかし、リポバッテリーはデリケートなのでバッテリーの保管環境は、過度な充放電を避けるため直射日光を避け風通しのよい環境で、22~28℃の温度で保管することが望ましいです。また、正しいバッテリーの管理方法として、バッテリーの保管容量は60%を目安にすることで、トラブルを回避できます。

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